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若気の至り

先日、大学時代の先輩とゆっくり飲む機会があった。
当時、その先輩と劇団を作ったものの
一度も公演することなく消滅した。

「ケンちゃん、あのとき作った劇団の名前覚えてる?」
ボクはすっかり忘れていたが、先輩は先日おこなった結婚式で
そのネタを話そうと、一生懸命思い出してくれたらしい。

しかし、披露宴では緊張などのせいもあり、
そのネタは飛んでしまったようだ。
先輩は素人だが、メモを見ることなく、
正面を向いて堂々と挨拶をしてくれた。
その姿に、「やはり、この人、華がある!」と確信したのだが・・・
もっと、業界的に確たるポジションを作ったら
是非とも引っ張り込みたい人物だ。

「なんでしたっけ?」
というボクに、先輩は聞き覚えのある劇団名を口にする
「天海施行(アマミセコウ)や!」

当時、劇団名を決めるため大学のラウンジで話していたとき
先輩は英語表記など、カッコイイ劇団名候補を用意してきたらしい。
しかし、せっかく考えてきた名前をボクはあっさり却下して、
こう言い放ったそうだ。
「先輩・・・劇団名なんてね、あとからついてくるんですよ!ぶっちゃけ何でもいいんです!」
そういったボクは
テーブル横に置いていた新聞の求人欄を開いて目をつむり
紙面を指さしたそうだ。
ボクの人差し指は、関西のある会社名を指していた。
その名前が「天海施行」だったのだ。

「劇団天海施行」
ゴロは悪くない。悪くはないが・・・・・・意味がない。なさ過ぎる。
なんて傲慢な男なのだと、当時のボクを笑い、恥じる、今のボク。

現在、「劇団東京フェスティバル」
という名前を掲げていることから比べると
あまりに適当だ。

あのころ、天海施行だろうが、大阪フェスティバルだろうが、
何度か公演を打っていたら、
ボクの人生もまた違ったモノになっていたんだろう。
きっと、めちゃくちゃな公演を打って、才能の無さを実感して
この世界から身を引いていたに違いない。

いいタイミングなのだ。
いまやっている、やり始めているこのタイミングで正解なのだ。
あとはオレが頑張るしかない。
「天海施行」
いつか脚本の中に登場させたい団体名だ。


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コメント

若い時は傲慢なものですよね。
私も今になって昔を振り返ると恥ずかしくなることばかりです。

お互い大人になりましたなぁ〜smile

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